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加贺昭三先生关于VS系列构成的部分随笔(本区御用翻译ecthel和苍武携手参战)

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 楼主| 发表于 2017-5-31 09:41  ·  江苏 | 显示全部楼层 |阅读模式
本帖最后由 我为eg狂 于 2017-6-19 22:39 编辑

谁会日语的给翻译下(可能文本有点多)

制作段階で書きなぐったメモです。一部ゲームとは違う点もあるかも知れませんがより深く知りたい人の為にオープンにします。
ぐちゃぐちゃで申し訳ないですがこれでも全体のごく僅かです。気が向けばまた掲載します(笑)

--
【伝説】<魔王マグル>
ヴェスタリアという島がある[面積はブリテン+アイルランド程度]。
古代セルロン[ヴェスタリアの東方にある大陸を支配している帝国=ローマのような]の第二王朝時代[今よりおよそ750年前]、
この島はダグ=マグルという男に支配されていた。[マグルはその当時の島の名前。ダグはウダガル語で王を意味する尊称]

当時のヴェスタリア[マグル島]は、大陸とはほとんど行き来がなく、大陸の人々はマグル王の存在をうわさ程度にしか知らなかったが、
島から逃れてきた人々は一様に彼を「魔王」よび、奴隷と化した島の人々を救ってくれるよう、セルロンの人々に救いを求めた。

若きセルロン皇帝は、自らの名声を得んとして大軍を動員する。
しかし、まるで死人のように恐れを知らぬマグルの軍団と、3匹の巨大な竜のため遠征軍はあっけなく全滅、
マグルは皇帝を追って大陸に乗り込み、激しい破壊と殺戮の末に、第二王朝を滅亡させた。

【伝説】<セルロン第三王朝時代>
マグルはまさに魔王であったという。
[支配の力]=マグルを見たもの(の多く)は彼を信奉し従順で恐ろしい兵士となる。
[不死の力]=マグルは不死である。老いず、何をもってしても、傷ひとつ、付けられない。
[破壊の力]=永い眠りについていた古代竜を召還し、思いのままに操る

セルロンとその周辺の人々は、彼の支配の下に塗炭の苦しみを味わった。世に言う「暗黒時代」である。
しかし、やがて各地で抵抗組織が生まれ、解放軍が組織され、長く苦しい戦いの中から、十数名の英雄が現れた。
彼らはそれぞれに不思議な力を有し、協力してマグルに立ち向かった。そして数年の後、多くの犠牲を出しながらも魔王を屠ったのである。
その中に、年老いた旅の修道士がいた。名をウエスタという。
彼は言う。
「この者はわれらと同じウダカルの棄民。野心を発し、力を得んとして、マグルにに眠る古代の宝珠を探し当て、自ら怪物となった」
「魔王の力の源泉は、この小さな三つのオーブにこそある」
「ゆえに、遺がいから得たこのオーブは滅さねばならぬが、それはわしにもかなわぬ」
「だが放置すれば、再び魔王は再生しよう」
「島の古代結界はマグルによって破壊されたが、かの地であれば、封印の方法はあるやも知れぬ」
「わしは島に渡り、この3種のオーブの始末を付けよう」
「数名のウダカルがともに参る。彼らの協力を得て再び魔王が生まれぬよう、マグル島を再生するのだ」


ウエスタ老師は、協力を申し出た人々とともに未だ残党ひしめくマグル島に渡った。
恐れおののく奴隷や住民を解放し、破壊された街や神殿を再建し、数十年の後、島の北の神殿で息を引き取った。

神殿は老師の孫娘が引き継ぎ、砕けたマグルの宝珠は一つのサーレ(額飾り)一つのルーブ(首飾り)と7つのアンクル(足飾り)によって封印され
ウエスタの二人の孫娘とウダガルの血を受け継ぐ7人巫女たちによって守られる事になり
またかつての協力者(ウダガルの聖戦士)をリーダとして、いくつもの都市国家が形成されていった。

その後、ヴェスタリア(ウエスタの死後、彼を慕う者達によってマグル島からウエスタリアに変えられた)は
600余年のときを経て、離合集散の中で、7つの王国が成立する。
これが、現在のヴェスタリア7王国であり、その多くは、かつてマグルと戦った英雄たちを始祖に持つ。
7王国の中からその資格を有する娘たちが、ウエスタ神殿国の教母によって選ばれ、ウエスタの封印の巫女となる。
その資格は7歳より始まり、婚姻することで、失う。

【七つの聖環】
小さなオーブをはめ込んだ、アマタイルの足環を聖環と言う(大腿部に装着する装身具、薄く繊細で教母以外は脱着不能、年齢に合わせて変形する)
7人の巫女の守護する聖なるアンクルであり、その魔法の力によってウダガルの遺物である魔法のオーブが浄化される。
巫女が死ねば、アンクルは自動的に神殿に戻り保管されるが、浄化は停止する、
巫女が生きている間は、オーブの効力がなくなり、浄化(長い時間をかけてただの石と化す)は進行する
只ひとつ問題があり、巫女が昏睡状態になると封印の力も共に弱まる。
ゆえに巫女たるものは睡眠時には人を近づけてはならないという掟がある。
巫女は普通、各王家の適齢の王女の中から選ばれるが同時に存在するのは7名であり、原則として、その間はウエスタ神殿で、巫女として生活するのである。
だが近年はその規律もゆるみ、巫女のまま国に戻っている者もいる。マグルの記憶が忘れ去られつつあった。
(史実のモデル)
ウエスタの巫女というのはローマ時代に存在した「火」を静める少女神官たち。火はその時代、荒れ狂えば街を全滅させた
ウエスタの巫女は処女であることが条件、誓いを破れば死刑となった。当時、処女であることは神聖な力が宿るとされた=処女神アテナ

【カノンの王女/月のアンクル】
マリエン(14)、マリオン(14)
ヴェスタリア西部に「レスティア」という国がある。
国王は昨年病没し、今は若干14歳のマリオン王子が、宰相ラドックの補佐の下に国政を取り仕切っている。
国王の死と同じくして、隣国リヴェルに不穏な動きがある。現在は友好国であるが、過去には何度も、国境をめぐって戦ってきた。
姉のマリエン王女は心配でならないのだが、国王であるマリオンは、近侍の少年たちと私室にこもり、なにやら怪しげな遊びほうけている。

マリエンはウエスタの巫女であり、月のオーブを守護している
9歳のときに成人したリル王女から引き継ぎ、昨年までは神殿で巫女としての勤めを果たした。
父の死で帰国して、状況が危険な方向にあることを知り、そのままレスティアにとどまっている。
彼女は宰相のラドックが信用できない。
世間知らずの弟を陰で操り、王国を我が物にしょうとしているのではないか。
そんな疑念が募る一方だ。
弟の怠慢がたたり、国政はないがしろにされ、治安は日増しに悪くなっている。
住民の不満も日に日に募り、いまや爆発しそうである。

昨年、ヴェスタリアを恐怖に陥れた帝国[セルロン第五王朝、ソルヴィア帝国]の侵攻は、
皇帝代理たる司令官アイアースが思いのほか善人で、抵抗したメレダ王国が滅亡した後は、
「帝国に形だけでも臣従すれば悪いようにはしない、私達は貿易を通して互いの利益を求めたいのだ」と各国に申し入れ、
残された6王国は、和平条約に同意した。

それが今年はじめのことであり、マリオンが王として行ったただひとつの出来事である。
その後は先に言ったごとく、まったく政務に関与せず、ラドック宰相に任せきり
そのラドックは、国民に重税を課し、抗うものを弾圧し、私服を肥やしているともっぱらのうわさ。
正義感が強く、活発なマリエンは不満でならない。弟を何度も叱責したが、今では会おうともしなくなった。

そんなとき、南方の村が、大掛かりな山賊団に襲われている、助けてほしいと、村人が駆け込んできた。
ラドックは、そんな余裕はないと一蹴するが、マリエンは自ら甲冑を着込み、彼女が信頼する騎士隊長アランと少数の兵士たちを
伴って、自ら出陣するのであった。

【ウダガルと魔王/この世界の史実】
この世界からさらに4000年以上むかし、ヴェスタリアから遠くはなれた海域に、ウダガルという小さな大陸[オーストラリア程度]があった。
他の地域がいまだ原始的な生活を営んでいるのらたいし、ウダガル人はすでに高度な文明をもち、後の人類とは違う能力を有していた。
つまり、今で言う「人類」とは違う進化をした、生物学的にも固有の種族なのである。
外見は人類と変わらないが、彼らはヒトとは違う、数々の「特徴」を有していた。

ウダガル人といってもすべて同じではなく、我らが言う「民族」のような違いは、彼らの中にもあった。
そのため、覇権を求める戦いが繰り返され、その中で多くの「武器」「道具」が製造された。
しかし、やがて終焉のときがきた。ウダガル人は互いに殺しあった末に、その破壊的な戦争兵器によって
地殻の変動を引き起こし、大陸もろとも海没したのである。
先を見通せた、心ある少数の者たちだけが、(それぞれにわずかな武器道具を携え)未知の海に漕ぎ出した。[=ノアの箱舟]
彼らは自分たちの存在が、災いをもたらすことのないよう、誓いを立てた。

「ウダガルの能力は使用せず、ヒトとして暮らす」「長寿(彼らはヒトの10倍生きる)が知られぬよう、同じところにとどまらない」
「持ち出した道具中でヒトに危害を与えるものは封印する」などであった。ゆえに戦いの道具であった3つの宝玉は、
当時まだヒトもまばらなヴェスタリアの地中深くに封印されたのである。
そして数千年の後、ウダガルの子孫たるダグマグルが野心に目覚めた、彼はセルロン帝国に暮らす貧しい青年に過ぎなかったが
家に伝わる古文書を発見解読し、恐ろしいまでの力を有する神器があることを知った。
彼はマグル島に渡り、古文書に従い結界を破り、3つのオーブをわが手にしたのだ。
そして、その力でマグル島の原住民を洗脳し、軍隊を作り、地下に眠る古代竜を呼び出し、魔王と呼ばれる存在になったのである。

【ウダガルの末裔、巫女の務め】
現在のヴェスタリア王家の人々は、その祖先がかつてマグルと戦ったウダガル人であり、その特徴の一部を有している。
しかしヒトとの混血のなかでその力は弱まり、長寿などの明らかな特徴は、失われつつある。
ウエスタ老師はウダガル遺民の中でも高貴な家柄の人物で当時としては際立った能力と博識を持っていた。
それゆえにオーブの封印と浄化の手段を講じることができたのだが、500歳の長寿のすえに、眠りに付いた。
オーブを封印するアンクルは、老師の作り上げた封印の輪と、ウダガルの力を有する清純な乙女の、その両方の力を以って初めて効力を発揮する。
ゆえにアンクルは何を持っても破壊できない。巫女を殺せば(無理やり足からはずせば)神殿に戻る。
また巫女自信も自害はできない(=誓いに縛られている=契約)
唯一、巫女の意識が失われているときは、その近くにいることで、わずかながらもオーブの力を得る。
ゆえに、巫女は神殿のおく深くで、他の善良な神官に守られて、オーブの浄化に努めることが、決まりとなっていた。



<ヴェスタリア世界の***観>

【ウダガルの実在する神=ギリシア神話の世界】
かつてウダガルには神がいた。(ここでいう神とは、現実に地上とかかわりを持つ、実在する神である)

ウダガル人はその強大な精神エネルギーのため、肉体が滅びても精神世界(異界・天界・精霊界)に存在を保つ。
その中で、特に優れた能力を待ち、人間界に関心を持つものは、地上からの求めに[祈り]に応じて、意識! を、形に変える。
神にもおのおの性格があり、自我があり、好みがあり、善悪がある。
ウダガルの戦争において、「神」は不可欠のものであった。
神は、地上界の[祈り]を聞き、神自身の考えや好みにより、気まぐれに、手を下す。それぞれの陣営に味方し、また敵となる。
神は死ぬことはないが、戦いのダメージで、精神エネルギー[ここではエルス*とする]が弱まり、その回復のため、眠ることはある。
神[エルスの**体=エルファトス]は、人間の姿を借りて、地上に現れる。
それは幻影[実在化した]の場合もあり、人間の肉体の場合[宿り]もある。
神は 太古の時代に地上を支配し今は地下で眠りについている、竜(冥界竜)を、戦時において器となす。=
味方されるものはこれを「神竜=守護聖竜」と呼び、敵となるものたちは、「暗黒竜=邪神竜」とよぶ。
ウダガル人の魔法=魔導技術[古代魔法]や魔導器は、そのほとんどが、神の力を借りるもの、あるいは借りたものである。
ヴェスタリアに封印されたオーブにも、強力なエルスが宿っている。ゆえに浄化のためには、それと対極するエルスが必要なのである。

【セルロン世界の神=妄想と願望と恐怖=無知なるがゆえに】
ヒトにとって神とは妄想に他ならない。多くの神にとってヒトは、虫けらにも等しい存在。その祈りが届くことはない。
ヒトの祈りが神に届くとすれば、それはウダガルを介してか、あるいはヒトと関わりを持ち、死したウダガルのみである。
それでもなお、ヒトは神に祈る。神を恐れ、神に期待する。日常生活において、ほとんど無関心であっても、‥である。
セルロン帝国の神は、200柱あまりいる。セルロン人でさえ、実際のところは誰も知らない。
その中で、特に崇められているのが、マグル戦争でヒトを救った英雄たち(セルロン17神)である。
これにはヴェスタリアにわたった6人のウダガルも含まれるが、長い時間の中で姿を変え、ギリシャの神<=>ローマの神のような
「元は同じだったが今は違う神」状況にある。
これは余談だが、ヴェスタリアの主神であるウエスタ神は、勉学と知識の老神[グロウデン]として、セルロン第五王朝[ソルヴィア帝国]の人々にも大変慕われているという。

ヴェスタリアの主神はウエスタ(ヴェスタ)。島の北部に小島があり、その領域全体に、多数の神殿が並び建つ。
これらをウエスタ神殿といい、その***に、大教母と高位神官が住まう、聖域[ラーナ・サン・クチュア=母の神殿]がある
この大神殿は、ウエスタによって強固な結界が張られている。
無理に進入すれば、尖塔から発する強力な稲妻で、瞬時に身を焼かれ、軍隊の進入は決して許さない。
神殿は他の7王国から独立した行政組織の下にあり、ひとつの都市国家ともいえる。
教母を頂点して、5000名ほどの神官、神官戦士、聖騎士(天聖騎士)らがおり、また領内には5万程度の庶民が暮らす。
ウエスタ教団の存在理由は、マグルオーブの浄化のためであるが、必要な時にはヴェスタリア人の救済もする。
教母はウエスタの孫とされるネイリ(ネトルフ=リア=ライラ)、実年齢は不明だが、外見は30代半ばの、物静かな女性。
600年のときを経ても老いないのは、彼女が純粋のウダガル人であることと、不死のオーブを守護する巫女が、
常にそばにあるからだと、言われている


【今作が「足環(アンクレット)」である理由】
指輪や腕輪がファンタジーの定番アイテムであるのは、
「輪」というものが西欧人にとっては古代より大変神聖なシンボルであり、契約や、信頼や、服従や、誓い、のしるしだからである。
西欧人はリングに聖なる力が宿ってると信じている。輪、にまつわる遺跡が多いのもそのせいである。
これは古典ファンタジーの定番、ロードオブザリングを知ってる方なら、大いに納得するところであろう。

さて、今作だが、指輪では当たり前すぎて面白くない。腕輪は過去作で使用した。首輪は考えなくもなかったが、次に述べる理由で却下した。
その理由とは、今作のリングが宝飾品ではなく、封印・守護のための、道具であるということだ。
ゆえに、人目に触れてはならない。アンクレットは現代でも、男女を問わず、宝飾品として身につけている人は多い。
検索すればわかると思うが、基本的に「足くび」につけるものである。宝飾品だから、当然だ。
しかし今回は、上の理由で、隠す必要がある。ということで、首輪は却下となり、大腿部に装着する、魔法の足環といいうことになった。
別に他意はないのだが、無論多少の狙いはある。まあファンタジーだから、(上品な)お色気も必要という事だ(笑)

オーブと聞けば、うらないばあさんが手をかざす、ガラス玉を連想するかも知れないが、今作のオーブは、子供の握りこぶし程度の石である。
ゆえに、アンクレットの一部として身に着けることには、なんら矛盾はない。良く分からない男性諸氏はググッて実物をみてほしい。

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本帖最后由 myjob 于 2017-6-6 15:43 编辑

【魔法王国スフィア】
スフィア王国には複雑な事情がある。

現国王(イスマル)にはリヴェル王家から迎えた正妻イゾルデとは別に、
隣国レスティア王家からもカトリナという女性が側妃(第二夫人)として迎えられていた。
いずれも国家間の利害が絡む政略結婚である。

イゾルデが生んだ子供は、嫡子となるシモン王子13歳(年齢は事件が起きた1021年の時点、以下同じ)と一つ年上の姉であるシビル王女。
カトリナはマシウスという15歳の王子をもうけているが、彼女自身はその5年後に王女を出産、その幼子と共に行方知れずになっている

この当時、島を席巻した流行病のために、イスマル王も重篤状態にあり、臣下たちは時期国王として嫡子シモンの擁立を急いでいた。
だが、これに危機感を抱いたレスティア王は大金を投じてスフィアの大臣たちを買収し、自分の甥であるマシウス王子の擁立を工作した。

商人上がりで、腹黒く欲深い宰相ギースは、大金に目がくらんでこの話に乗る。そして考え抜いたすえに、妙案を思いついた。
街の女性たちに絶大な人気を誇る舞台俳優を、大金と脅しによって言いくるめ、自分がイゾルデの愛人であったと言わせたのである。
王族婦人の姦通は極刑に値する重罪である。その子供とて罪から逃れられない。

ギースらは病床にあった国王に何も知らせぬまま、俳優に対しておなざりの裁判をし、(ウソの)証言を得るとただちに処刑した。
そして、イゾルデに激しい拷問を加え、(二人の子は王の子ではないとの)自供を引き出したのである。

この結果、イゾルデと二人の子は、王宮の地下にある石牢に監禁された。
臣下は王族に手を下せない法律があり、また王が重篤状態であることから、彼女たちを石牢の劣悪な環境におき自然死を狙ったのである

そして一年後(Sc1022)、国王は死に、ギースらの狙い通り、マシウス王子(16)が王位に付いた。
だが王となったマシウスは、ただちにイゾルデ事件の再審問を命じ周囲をあわてさせた。

マシウスはギースらに阻止されて先王が在位中は地下牢に近づくこともできなかったが、この事件にキナ臭い匂いを感じとっていた。
イゾルデが善良な婦人であることは知っていたし、シビルたち姉弟は幼い頃から親しみ遊んだ、自分にとっても大切な兄弟である。
ギースら複数の大臣が父王の病気を良いことに、国政を私していることにも腹を立てていた。

この動きに狼狽したギースは、あわてて地下牢に足を運んだ。
看守の報告で、すでに王妃と王子は衰弱の果てに死亡し、王女シビルだけが、かろうじて生きていることは知っていた。

地下牢の最深部に足を踏み入れると、そこは異様な臭気に満ちていた。重罪人らの朽ちた遺体や遺骨があちこちに散乱し、
無数の虫が、湿った石の床を我が物顔に支配している。あちこちで黒く小さな生き物が蠢いて、遺体を齧っている。

ギースは看守の後に続き、恐る恐る、シビルがいるという監房に足を進めた。
真っ暗な石牢の中を覗き込むと、壁にもたれて座り込んでいる、小さくやせこけた人影が見える。
それは、壊れて捨てられた人形のようでもあり、胸骨をさらす飢えた狼のようでもあった。

ギースは凍りつくような恐怖を覚えた。あわててて振り返り、側近の男に言う。
「すぐに処刑して城外に埋めよ。誰にも知られてはならん!」
「ハッ ただちに!」
そのとき、地下牢の入り口付近で、何者かの声がした。
「殺すのはもったい、いらぬなら、そのむすめは、オレがもらう」

せつな、閃光が地下牢を走り、ギースらはそのまぶしさに視界を失った。
そして、周囲が見えるようになったとき、シビルの姿は消えていた。
牢内には、かつては人であったろう、弐体の白骨が、残るのみ
ギースは口も聞けない。呆然とたちつくし、これから起こるであろう不吉な予感に、ただ恐怖するのみである。
--

それから10ヶ月ほどのち、スフィア王宮で凄惨な事件が起きる。
一晩の間に国王マシウスと大臣たちの大半が、見るも無残な姿で惨殺されたのだ。
特に酷かったのが宰相のギース。地下牢で裸にされて縛られ、鼠や蟲に喰われながらゆっくりと殺されたらしい。
王国は騒然となり、地方からも諸侯らが集められ、今後の対応を協議した。

王族は全滅して残るは行方知れずのシビル王女のみ。
諸侯らは手分けして王女の行方を探した。
そして人々が諦めかけた1024年の秋、その王女が王宮に忽然と現れたのだ。
強烈な威圧感で諸侯を睥睨するその姿に気弱だった少女の面影は無く、
シビルの教師だったロラン伯爵は我が目を疑った。

シビル王女は17歳にしてスフィアの女王となり強圧的な***を行うようになる。
(従兄弟の)ルキウス王と同盟を結び、国境を閉ざし、強力な魔道軍を組織し、
そして・・




アトルは神殿に来て4年になる。

最初の頃はなれない生活で不安もあったし、母親から離れてさびしくもあったが、それはほんの数ヶ月のことだった。
教母のネイリさまは、それまで思っていたイメージとはまったく違った、
気さくで暖かくて、時には冗談を言う、優しいねえさまという感じ。
共に暮らす巫女やシスターたちとも、皆同じ年頃で、すぐに仲良くなれた。

中でもアリシャは一番のともだち。
まだなれなくて、さびしくて一人泣いていたとき、アリシャが隣にきて、手を握ってくれた。
「わたしも2月にきたばかりなの、さびしいから、おともだちになってね」そういってくれて
すぐに仲良くなった。歳はひとつ下だけど、とてもしっかりしてて、ドジな私を気遣ってくれる。

ラーナ(母)の大神殿は、***にとても広い庭園があって、その真ん中に、私たちのいる「聖環の塔」がある。
神殿の三階から空中回廊で結ばれていて、どの建物より高く美しい。
塔の***には魔法の結界があって、教母さまと私たちの世話をしてくれるシスター以外は、巫女しか入れないそうだ。
結界をくぐると塔の最上部にあるフロアまで瞬間的に移動する。そのフロアの中心にネイリ様の「祈りの間」があり、
それを取り囲むようにして、少し小さめの部屋がリング状に7つ繋がってる。

最初見たとき、室内が丸いことにすごく驚いた、でも、室内だけじゃなかったの。
バルコニーも丸く突き出てるし、お風呂も、家具も、円を基調にしてデザインされてる。
建物全てがリングを象ってる理由は、ネイリ様が教えてくれた。
リングはウエスタ神の力を得る聖なる印(しるし)、マグルストーンの封印に不可欠なものらしい。

そういえば私の足にも‥ウエスタさまの聖なる環が付けられている。
儀式があると聞かされて、最初はとても怖かった。
ネイリさまの祈りの間の***に、美しい海のような色をした祭壇があって、
「目を閉じて、ここに横になりなさい」と言われて、恐ろしかった。

でも、横になって目を閉じると、白い光に包まれる気配がして、
たくさんの、なにか、が降りてくるような、不思議な感覚に襲われた
左のふととも辺りが瞬間、痛くなって、思わず声を漏らしたら、
「大丈夫だから」と、ネイリ様の優しい声が。
そのあとは、とても良い気持ちになって、そのまま眠って‥
気が付くと、ネイリさまが詩をうたってらした。
それはお母様の子守唄のように、暖かくて心地よくて、
私は満たされた気持ちでいっぱいになって、
再び、深いねむりのなかに、落ちていった

そして私は、闇の石を封印する、星の巫女様になりました(てへ
とても大変なお仕事だけど、仲良しのお友達たちと一緒に楽しくやってまーす
(薄い本用w)
--
ウエスタの巫女(聖環の少女)につてい

【昇聖/離聖】
昇聖とは民間の少女が神に召されてウエスタ神殿に上がることを言い、離聖とは勤めを終えて民間に戻ることを言う。
これは「巫女」に限った言い方で、他の神官は自らの意思により「誓願」し「下俗」する。
巫女はウダガルの末裔である7~15歳の少女から教母ネイリが選択する(選択基準は不明だがウエスタの神託と言われている)
この世界では16歳が成人として認められる年齢、巫女の力は若いほど強く歳とともに衰える(婚姻すれば消失)
ゲームでは明らかにしないが、この7歳というのは初潮を迎えた女性という意味であり、実際は年齢で決まるものではない。
[これはローマ時代の史実に基づいている]

【昇聖の儀式】
先のメモではぼかしたが、巫女の儀式は「水」を以って行われる。
古代の***儀式を模したもので、これはキリスト教(聖水wiki参照)、仏教(沐浴)などの儀式で今なお広く行われている。
1)祈りの間の***の祭壇に青い水晶で作られた半円球の水槽がある(のぼり会談は7段)
2)巫女は全裸になり水の中に身を横たえる
3)教母が祈りをささげると尖塔上部の天窓(ダイヤモンドのような硬質の青いガラス(アマタイル)でできている)を通して
天空からエトス(神の恩寵=キリスト教ではエヴァンゲリオン)が舞い降りる。
4)エトスは水を介して巫女の身体に流れ込み、同時に、祭壇の周囲にある7本のアマタイルの柱の中の、守護者がいない
聖環(マグルストーン(魔石)、あるいはエメラストーン(聖石)が埋め込まれた魔法の足環)が、巫女の足(大腿部の高い位置)に
瞬間移動し、装着される。
5)教母はさらに祈り続け(これは巫女には子守唄のように聞こえるらしい)、およそ6時間ほどで、儀式は終了する。
6)離聖の方は簡単で、18歳になるか、婚姻するか、死ぬか、で自動的に聖環は失われ、祈りの間のアマタイル柱に戻る。
7)聖環が戻ると教母は次なる候補者の選定に入る。マグルストーンはその間浄化がとまり、エメラストーンは力を失ってゆく。
*通常の場合(つまり巫女が17歳を越えると)、次の候補者が決定され、両親にその旨伝達される。
家族の昇聖は大変名誉なことであり(拒むことができないわけではないが)通常は喜んで受け入れる(国家の名誉となる)
ニーナもアリシャも、この決まりによって、事前に巫女となることがわかっていた。

[ラーナ神殿/巫女たちの生活]
巫女たちの日常は、現実の修道女のような暗いものではなく、良家の子女が入る全寮制の名門女学院をイメージしてもらえばよい。

7:00 起床
7:30-8:30 朝礼。といってもネイリを中心に車座になって話を聞くだけ。
英雄の話や神話の話などを、少女たちにもわかるように、優しく、楽しく、話してくれる。巫女たちはこの時間が大好きだ
8:30-9:30 朝食
10:00-11:00 短い休憩を挟んで「祈りの時間」が始まる。いわゆる「お勤め」。祈りの間でネイリと一緒に祈り続ける。
11:00-13:00 休憩の後、正午から昼食
13:00-16:00 自由時間。聖環の塔から出て、太陽の下で自由に遊ぶ
16:00-19:00 勉強。神殿の司祭から俗世で必要なことを学ぶ。読み書きや礼儀作法や一般常識や、望めば高等教育も受けられる。
19:00-21:00 夕食。神殿のシスターやブラザーらとともに、ゆったりと食事を取る。
21:00-23:00 夕食が終わると教母とともに塔に戻り、外出はできないが自由時間となる。23時消灯。

今思い出しましたがジャンヌダルクもそうですね。これは史実として記録に残っていますが、彼女が神の啓示を受けて
フランスの王太子の下を訪れたときも、まず最初に調べられたのは、「処女であるか否か」ということでした。
文明が発達した現代では考えられない「人権無視」ですが、この時代(わずか500年ほど前ですが)、
神から愛されているかどうかは、聖職者や統治者だけでなく、全ての人々にとって最も重視すべき問題でした。
「神が人の上にあった時代」とは、戦乱相次ぐ「暗黒の時代」でもありました。
何かにすがらなければ生きてゆけない人々にとって、神は現実に存在し、非合理であるかどうかなどは、考える暇もなかったのでしょう(余談)

誤解があるといけないので補足しますが、今回のゲームでキリスト教的な***観は一切ありません。
この作品は若年向けのヒロイックファンタジーであり、史実はあくまくで「参考」です。
史実には暗いものが多く残虐な部分も多い。性的な描写(略奪・暴行など)にしてもストレートに描くことはできない。
(とはいえ、世界観に直結する部分では、たとえばBSイゼルナ加入時のような、ぼかした表現はあると思いますが)

ではなぜ史実との絡みを説明するのかというと、
剣と魔法の戦記ファンタジーは、(小説・アニメなどの作品も含め)、現実の神話・伝承・歴史を元に構築したものであり、
史実を知らないと、実にすっぺらいものになる。
指輪物語のトールキン教授は言うまでもなく、ガンダムと富野さんや、アルスラーンの田中さんや十二国記の小野さんらも、
実に良く歴史を研究されているし、そうだからこそ、長く愛される作品が書けたのでしょう。

ヴェスタリア年代記(7つの聖環)は、アングロサクソン(7王国)年代記を下敷きに、ローマが世界帝国であった時代の西欧世界をモデルとし、
ローマ神話やギリシャ神話などの要素を借り入れ、複雑で簡単な(笑)、歴史物語を目指しています。
エピソードは実際の歴史から借りたものが多いですが、それをつなげてかき回し、ドロドロしたもの、爽快なもの、ラノベ風なもの、
少女漫画風なものも取り入れて、MAP攻略に飽きが来ないよう、目下構想を続けています。

商業作品が嫌なのは、ネツトで情報がすぐに拡散し、せっかく考えた仕掛けや物語が、意味を成さなくなってしまうこと。
その点、同人作品なら2ちゃんにスレがたつこともないし、昔のゲームのようにじっくりと攻略が楽しめるでしよう。
プレイヤが、最後までハラハラドキドキしてくれる、そんな作品ができれば、良いですね!(余談)

【ノルデン部族連合王国】
ヴェスタリア北東部(ノルデン地方)に位置する先住民の連合国家。
この地方は高い山脈が連なり、冬になれば一帯が豪雪に見舞われる。
山間には小さな部落が点在し、住民たちは主に酪農(放牧)によって細々と生活している(スイスのようなイメージ)
ゆえにこれといった産業もない。、唯一「傭兵家業」が国家経済を支えているという、ヴェスタリアでも稀有な国である。

ラウロス山の南東あたりには、古来より「飛竜」が生息しており、ノルデン人はこれを調教して
騎獣となし、戦いに用いることで圧倒的な力を発揮する。
竜騎士一騎で百人隊を全滅させることもあり、他国からは、高額な傭兵料を支払ってでも雇う価値があると見られている。

ノルデンには7つの独立した部族があり、それぞれが300から600騎の竜騎士を要している。
中でも有力なのは現国王を輩出しているマゼル族と、これに敵対するバイジャン族。

マゼルの族長(王)には、エダルという18歳になる孫がおり、王は自分の後をエダルに継がせたいと考えている。
そのため第三勢力の部族からミンカという14歳になる娘を嫁に迎えエダルには有無を言わさず婚礼の準備を進めた
二人は幼馴染であるしミンカはエダルを慕っている。
エダルの竜騎士としての能力は全部族中でもトップを争うほどで、信望もあり、結婚すれば次期国王として推戴されるのは間違いない。

ところが、である。
結婚式の、その当日、エダルは花嫁の前から姿を消した。半年たっても戻ってこない。
年老いた国王は、他の部族を掌握する力を失い、ヤザンの若き族長ジグマの力が日に日に強まっている。
ジグマはミンカを妻にすれば王位は確実になるし、もともと好意を持っていた少女でもあるので、事あるたびに言い寄っている。
しかしミンカは「自分はエダルの妻だから」と拒絶するばかり。

エダルは祖父の意のままになるのが嫌だった。
ミンカは嫌いではないが結婚などまだ早いし、無理やり押し付けられるのは我慢できない。
しばらくは自由でいたいし、王になるなんて真っ平だ。

そういう気持ちから、子供の頃から相棒であった飛竜に飛び乗り祖国を後にした。
半年の間、島内各地を放浪し、傭兵として糧を得ながら自由な旅を楽しんでいる

その頃、祖国ノルデンでは、しつこく言い寄る男を恐れて、一人の少女が旅に出た。
やがて二人は、数奇な運命に導かれて、再会を果たすのだが‥
(エダルは前半においてはプレイヤーの反感を買うだろう、そういう[無責任な]人物像形にする予定)
--

【ゼクスリアス】

ゼクスリアスには忘れられない人がいる。
10年ほど前、15歳でソルヴィアの帝都セルロンに留学したゼクスは、その地で一人の女性とめぐり合った。
町外れの森で盗賊団に襲われて重症を負い、生死のふちをさまよっていたゼクスを、数日にもわたり介護してくれた、
優しく、物静かで、神秘的な雰囲気を持つ女性である。

年齢は10歳近くも上であったろうか、その美しさは美の女神ハイネに見紛うほど、ゼクスはあっというまに恋に落ちた。
傷の痛みも忘れて幸福な時間を過ごし、あれほど重症だった傷も驚くほど早く癒えた。

そして別れの時が来た。未練を残すゼクスは女性から「この森は危険なのでもう二度と来てはいけない」と言われたが
どうしても忘れられない。一週間の後、吸い寄せられるようにして再び館を訪れた。

だが館には彼女の姿はなく、一人の老いた庭師が佇むのみ。
ゼクスは庭園に分け入り、老人に彼女の所在を問うた。

老人は下卑た目つきでゼクスを見上げると
「それはわからんよ、ふらっと来て、ふらっと立ち去りなさる。この館は帝都の貴族様の所有じゃからの、
わしは、ホレ、これじゃないかと思うとる‥」と小指を立て、クククと笑った。

ゼクスの不快そうな顔を見ると老人は得意顔に、
「あの女は魔女なんじゃよ。あの美貌で男を虜にすると、この辺りじゃもっぱらの噂じゃ
あんたも犠牲者の一人みたいじゃが、喰われんように気をつけなされや、ふぉふぉふぉ‥」と

ゼクスは老人の胸倉をつかみ、悲鳴を上げる間も無く貴族の名を問いただすと、帝都に駆け戻った。
貴族の館を訪問し、何度も追い返されながら、一月後にようやく面会が適い、女性の所在を問うたのである。
貴族は誠実そうな男だった。

「そうか‥ヴェニスさまにな‥
まあ判らんでもないが諦めることだ。
彼女は紅玉の女神、我らとは住む世界が違うのだよ」

後は何を聞いても答えない。ゼクスもなぜか、それ以上は問えなかった。心の中では判っていたのかもしれない。
しかし、その面影は消えることなく、十年たった今も、ゼクスの心の中に確実に存在している。

そして1024年の春、黒森の戦いが起きた。
敗戦の中、炎に焼かれて重度のやけどを負い、死線をさまようゼクスの前に、彼女は忽然と現れた。
十年前と何一つ代わらない、出会ったときの若く美しい姿のまま・・・
彼を抱擁し「・・・あのときの‥」と呟いた。

ゼクスの意識はそこで途切れた。
彼のエトス(魂)は身体を離れ、女性の口に、吸い込まれたように、見えた

女性は帝国の将兵らに「紅玉の魔女」と呼ばれ、恐れられている、皇帝の側近の一人。
名を、ヴェニスという。
--

「時***証」の話
大昔の話ですが、某ゲームで「ドンパチは迷惑だ」みたいなセリフを書いたことがあり、
プレイヤから「銃器のない時代にドンパチはおかしい」という指摘を受けて大変恥ずかしい思いをしました。
TVドラマや映画を見ると必ず「時***証」を担当するスタッフがいることは皆さんもご存知だと思いますが、
過去の時代を舞台にして創作をする場合は避けては通れない重要なことです。
子供や若い年代を対象とする作品であったしても、「間違い」を教えることは大変恥ずかしいですし、
詳しい者からすればそれが例えファンタジーであったとしても、幼稚でアホくさく思えてしまいます。
たとえば中世を舞台にした作品で「肥料を買う」とした場合、それだけで現実感が遠のきます。
現代の肥料は工場で生産される「化学加工品」だから売買されるのであって、
19世紀までは肥料といえば人糞、獣糞、腐った植物しかなく、それをわざわざ買うような農民は存在しません。


また敬語の使い方や、言葉の持つ意味も、過去の時代を扱う場合には大変重要です。
山賊のボスが指揮(官)でないことは前にも言いましたが、臣下が君主に対して使う言葉にしても、
その一つ一つが、双方の関係性を示す重要なキーワードになります。
これは私自身も大変苦労するし、間違うことも多いのですが、作品として世に送り出す以上は留意すべき重要事項だと考えています。
テキストをアシスト、チェックする方は、そういった点に注意して制作協力をお願いします。

中世の封建体制において地位を表す位階の名称は、日本では中国の爵位を流用しているのですが(日本で用いられるようになったのは明治以降)、
簡単に言うと
皇帝>王>大公>公爵>侯爵>伯爵>子爵>男爵
ということになります。
西欧の中世で例えるなら
神聖ローマ帝国は皇帝、フランスは王、サヴォイア公国(北イタリア)は公爵で、それぞれが自立した国家です。
公国は南欧を中心に無数にあって(一つの都市が一つの公国)、戦国自体の日本の大名と同じです(戦国大名=公国と考えて差し支えありません)
そういった爵位を誰が与えるのかというと、皇帝や王なわけですが、代々受け継がれている爵位は王であってもそう簡単に奪えません。
日本の場合であれば「薩摩守(=鹿児島県知事)」「薩摩介(=鹿児島県副知事)」とった官位が西欧の爵位に相当しますが、
これももともとは朝廷が叙任していたものが(天皇の代理としてその地方を治める)、いつのまにか有名無実になって、
忠臣蔵の吉良上野介みたいに単なる「飾り」となってしまったわけです。
ヴェスタリアも神聖ローマ時代の封建制度を基準に世界を構築しています。
7つの大国に国王(総督)。ウエスタ神殿国に教母(=バチカン市国の教皇)、それぞれの王国に封建領主=公爵や伯爵(族長もこれに相当)
公子と言う言葉には二つの意味が合って、一つは広く貴族の子息をさす場合、もう一つは公爵家の息子です。(公女も同じ)
英語では公子=プリンス、公女プリンセスとなり、プリンセスセーラが日本では「小公女セーラ」となるわけです。
神聖ローマの有名な将軍、プリンツ・オイゲン(TSオイゲンの元ネタ)も日本でいうならオイゲン公子ですね。
艦これネタではありません(笑)
--
(追記)
上で某大型掲示板の事に触れていますが、現在はそう思ってません。ツイも含めうまく使って頂いてると思います。
尚、2部を作る際の足枷になりますから資料公開はココまでにします。(2部を作ると決めたわけではありません)
2部が簡単に作れない理由は
・膨大な時間と体力が必要
・1部はお遊びとして楽しかったが2部制作は(同じ作業の繰り返しなので)飽きる可能性
・現スタッフにこれ以上の無償奉仕は頼み辛い、新たに人を集めるのは面倒
辺りでしょうか。たくさんの方から要望を頂いているので何とかしたい気持ちはありますが、
今以上のモノを作るとなればやはりコストがかかります。だけど私はカネを絡めたくない。難しいのです笑

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 楼主| 发表于 2017-5-31 09:48  ·  江苏 | 显示全部楼层
本帖最后由 myjob 于 2017-6-6 15:44 编辑

構想メモからソリスの設定(製作開始時のもの)です
--
ソリス王国は以前添付したマップでも明らかなように6つの州から成っています

(マラヤ:35)
4章の舞台となったマラヤ(地図の35番)は王弟ジスカールの領地で代々ソリス王家の直轄地でした。
マラヤを中心として多くの村落があり、他の国の公国に匹敵します。ジスカールはマラヤ公爵でもあるわけですね。
関連人物:ジスカール公爵、シルティン王子、アイネリア(ジスカールの愛妾)

(ナイマン:32)
マラヤの西方にあるのがナイマン部族の領地。周辺の小部族を従える大部族でソリス王家とは長らく友好関係にありましたが、帝国の侵攻とそれに続くオルダムの反乱で、王国に味方する勢力(族長)とオルダム側に立つ勢力とで対立が起こり、親オルダム派のギネマン(族長の従兄弟)が族長を殺してナイマン部族を掌握。オルダムと同盟して王都に攻め上がりました。ナイマンはホエルンの故郷ですが今もジスカールのマラヤと敵対しています。
関連人物:ギネマン族長、ホエルン公女(姫)、ストイラ(長老)、エルヴァ(騎士:ホエルンの従兄弟)

(シフト:36)
ナイマンの南方に位置するのがシフト族。この部族も強欲で荒っぽい部族で、タムティールの甘言に乗せられて当初から反乱に加担。ソリス王城陥落時に最も悪事(略奪、殺戮、***など)を働いた凶悪な部族です。
関連人物:クサン族長、ケマル(クサンの弟)、マーヤ(ケマルの娘)

(ハルギット:35)
ソリスの最南端に位置するハルギット族は遠方のため王権も届きくく、15年ほど前に自立して王国を自称しています。
国王はなかなかの名君で、ソリス王国や他の部族が争いを繰り返す中でも中立を守り続け、内政に力を尽くしてを牧畜と農業を発展させソリスで最も豊かな地方に育て上げました。
現在も中立を守り続け、ジスカール?タムティールともに同盟を求めていますがのらりくらりと拒否しています。
関連人物:カーデム国王、騎士ヘムル、リティア王女、タリス(下僕)、デューン

(ソリス:34)
ナイマンの北方、スフィア街道に通じる要地にソリスの王都があります。現在はオルダムに支配されていますが
ソリスで最も強固かつ豪華絢爛な城塞都市が存在します。
東はスフィア王国のレーネ、北はオルダム、南はナイマン、そして東へ行けばイーリ砂漠を経由してメレダのエデッサに通じるソリスの中心です。

(オルダム:33)
王都の北、ノンデン王国と接する森林地帯にオルダム部族の領地があります。
ヴェスタリアで最大の淡水湖ナーマと豊かな森林資源で古くからソリスに次ぐ勢力を有してきましたが
地域内に多数存在する小部族は互いに争い、統一されることはなく(ソリス王家の策謀でもある)、
ソリスの支配下に甘んじてきたが、王家がハルギットとの戦争に疲弊した20年前に、タムティールという戦士が
地域の部族を纏めてオルダム部族国を成立させた。その後は無能なソリス国王をうまく懐柔して力を蓄え
昨年の帝国侵攻でソリス軍が遠征しているさなかに反旗を翻して王都に攻め込み国王を殺害、
ソリスの滅亡とオルダム王国の成立を宣言しました(教母ネイリの承認はありません)
関連人物:テムティール王、騎士ジャムラン、ネーラ王女、??

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发表于 2017-5-31 10:33  ·  福建 来自手机 | 显示全部楼层
静待ec君的靠谱翻译,好久没在泪区加分了,心痒难耐啊!

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发表于 2017-5-31 10:38  ·  福建 来自手机 | 显示全部楼层
老爷子现在对软件驾轻就熟,素材也积攒得差不多了,VS2的制作应该会比VS快很多,说不定年内就能完成呢?

当然这只是个人的一厢情愿,唯祝愿老爷子身体永葆无恙,只要他老人家健康长寿,别说VS2,XX、XX2、XX3都会与拥趸们见面的。

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发表于 2017-6-17 18:38  ·  福建 | 显示全部楼层
本帖最后由 ecthel 于 2017-8-4 15:36 编辑

制作段階で書きなぐったメモです。一部ゲームとは違う点もあるかも知れませんがより深く知りたい人の為にオープンにします。

ぐちゃぐちゃで申し訳ないですがこれでも全体のごく僅かです。気が向けばまた掲載します(笑)

译文:

在制作阶段写的有些杂乱的内容。有些内容跟游戏里面的描述可能有所出入,但是为了想更加深入了解剧情的各位玩家还是公布出来吧

多少有些散乱的缘故对各位的浏览理解可能有所不便,但这也只是全部内容里很少的一部分而已,其余的内容等有时间的时候会陆续公布(笑)


。。。连加贺老先生都表示自己心情好的时候才会继续公布。。。,所以我要不要干脆只翻译这么1点就算了,对于其余部分的表态跟老先生一样就好。。。


先放上一段来试试看看。。。

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【伝説】<魔王マグル>
ヴェスタリアという島がある[面積はブリテン+アイルランド程度]。
古代セルロン[ヴェスタリアの東方にある大陸を支配している帝国=ローマのような]の第二王朝時代[今よりおよそ750年前]、
この島はダグ=マグルという男に支配されていた。[マグルはその当時の島の名前。ダグはウダガル語で王を意味する尊称]

当時のヴェスタリア[マグル島]は、大陸とはほとんど行き来がなく、大陸の人々はマグル王の存在をうわさ程度にしか知らなかったが、
島から逃れてきた人々は一様に彼を「魔王」よび、奴隷と化した島の人々を救ってくれるよう、セルロンの人々に救いを求めた。

若きセルロン皇帝は、自らの名声を得んとして大軍を動員する。
しかし、まるで死人のように恐れを知らぬマグルの軍団と、3匹の巨大な竜のため遠征軍はあっけなく全滅、
マグルは皇帝を追って大陸に乗り込み、激しい破壊と殺戮の末に、第二王朝を滅亡させた。


译文:

【传说】魔王马格尔

有1座名为维斯塔利亚的岛屿(面积大小为现实世界里不列颠 + 爱尔兰的程度)

在古代塞尔伦(指的是支配着维斯塔利亚岛东面的1块大陆上的帝国 = 类似于现实中的罗马)第2王朝的时代(游戏开始时间的大约750年前),这座岛屿被名为达格=马格尔的男子所支配。(其中马格尔是当时岛屿的名称,而达格在乌达噶尔语里面代表着王的尊称)

当时的维斯塔利亚(马格尔岛)跟大陆之间几乎没有任何的往来,对于大陆上的人来说支配着岛屿的马格尔王充其量也就是各种传闻里才会出现,完全陌生的名号;但是从岛上逃离来到大陆向塞尔伦求助的人称呼他为魔王,希望得到帮助拯救被当做奴隶对待的岛上其余民众

年轻的塞尔伦皇帝为了提高自己的声望动员了大军出征,但是在仿佛死人一般不知恐惧的马格尔军团以及3匹巨龙的面前,远征军被轻而易举的毁灭了;马格尔追击皇帝来到了大陆,在激烈的破坏以及杀戮之后毁灭了塞尔伦第2王朝


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


伝説】<セルロン第三王朝時代>
マグルはまさに魔王であったという。

[支配の力]=マグルを見たもの(の多く)は彼を信奉し従順で恐ろしい兵士となる。

[不死の力]=マグルは不死である。老いず、何をもってしても、傷ひとつ、付けられない。

[破壊の力]=永い眠りについていた古代竜を召還し、思いのままに操る

セルロンとその周辺の人々は、彼の支配の下に塗炭の苦しみを味わった。世に言う「暗黒時代」である。
しかし、やがて各地で抵抗組織が生まれ、解放軍が組織され、長く苦しい戦いの中から、十数名の英雄が現れた。
彼らはそれぞれに不思議な力を有し、協力してマグルに立ち向かった。そして数年の後、多くの犠牲を出しながらも魔王を屠ったのである。

その中に、年老いた旅の修道士がいた。名をウエスタという。彼は言う。

「この者はわれらと同じウダカルの棄民。野心を発し、力を得んとして、マグルにに眠る古代の宝珠を探し当て、自ら怪物となった」

「魔王の力の源泉は、この小さな三つのオーブにこそある」

「ゆえに、遺がいから得たこのオーブは滅さねばならぬが、それはわしにもかなわぬ」

「だが放置すれば、再び魔王は再生しよう」

「島の古代結界はマグルによって破壊されたが、かの地であれば、封印の方法はあるやも知れぬ」

「わしは島に渡り、この3種のオーブの始末を付けよう」

「数名のウダカルがともに参る。彼らの協力を得て再び魔王が生まれぬよう、マグル島を再生するのだ」

ウエスタ老師は、協力を申し出た人々とともに未だ残党ひしめくマグル島に渡った。
恐れおののく奴隷や住民を解放し、破壊された街や神殿を再建し、数十年の後、島の北の神殿で息を引き取った。

神殿は老師の孫娘が引き継ぎ、砕けたマグルの宝珠は一つのサーレ(額飾り)一つのルーブ(首飾り)と7つのアンクル(足飾り)によって封印され

ウエスタの二人の孫娘とウダガルの血を受け継ぐ7人巫女たちによって守られる事になり
またかつての協力者(ウダガルの聖戦士)をリーダとして、いくつもの都市国家が形成されていった。

その後、ヴェスタリア(ウエスタの死後、彼を慕う者達によってマグル島からウエスタリアに変えられた)は600余年のときを経て、離合集散の中で、7つの王国が成立する。

これが、現在のヴェスタリア7王国であり、その多くは、かつてマグルと戦った英雄たちを始祖に持つ。

7王国の中からその資格を有する娘たちが、ウエスタ神殿国の教母によって選ばれ、ウエスタの封印の巫女となる。その資格は7歳より始まり、婚姻することで、失う。


译文:

【传说】塞尔伦第三王朝时代

马格尔被称为魔王确实毫不为过,

【支配之力】= 马格尔所见之人(大多数)将信奉于他并且成为顺从的士兵

【不死之力】= 马格尔不老不死,无论使用何物都无法对他造成任何伤害

【破坏之力】= 唤醒沉眠的古代龙并且随心所欲的将其支配操纵


塞尔伦以及周边的民众在其支配下承受着生灵涂炭般的苦果,这一时期在后世被称为【黑暗时代】

但也正因如此,各地不断涌现出抵抗组织结成解放军进行反抗;在漫长而痛苦的激战中,10多位英雄出现了,各自拥有着不可思议的奇特力量并且相互协助向马格尔发起了挑战,在数年之后付出了大量的牺牲终于成功的击倒了魔王

在这些人之中,有一位名为维斯塔的游历修道士***如此说道:

【这个人(魔王马格尔)跟我们一样都是乌达噶尔的弃民,由于野心膨胀,追求力量的缘故,探寻沉睡于马格尔岛的古代宝玉将自己变为了怪物】

【这3块小小的宝玉正是(魔王)其力量的来源】

【所以必须将这些从遗迹里得到的宝玉加以破坏才行,但是很遗憾就算是我们对此也无能为力】

【可要是放着不管的话,魔王终究会再次复生】

【虽然岛上的古代结界已经被魔王破坏了,但是在那个地方也许还能找到将其封印的办法】

【我将前往该岛,结束这3块宝玉所带来的因缘】

【其余的几位乌达噶尔人也将与我同行,我将跟他们一起尽力防止魔王复生,同时再建马格尔岛】

就这样维斯塔老师跟着志同道合的同行者们一起前往了还留有魔王残存势力的马格尔岛,解放了生活在恐怖之中的奴隶以及住民,再建了被破坏的街道以及神殿,数十年后在岛屿北方的神殿里***

神殿由老师的孙女加以继承,被破坏的马格尔宝玉则由1件额饰,1条项链以及7件足环分别加以封印

维斯塔的两位孙女以及继承了乌达噶尔血脉的7名巫女担任着守护职责,同时之前帮助老师的同伴们(打到魔王的乌达噶尔圣战士们)则作为领袖,建立起了几个都市国家

在这之后维斯塔利亚岛(维斯塔死后,敬仰钦慕他的人将马格尔岛更名为维斯塔利亚岛)上发生了无数聚散离合的600多年岁月里,7个王国相继建立,而这就是传承至今的维斯塔利亚7王国,其先祖大多是跟魔王交战的圣战士英雄

7王国之中拥有着相应资格的少女,在经由维斯塔神殿国的教母确认选定之后则成为担当维斯塔封印的巫女,其资格由7岁时开始,在结婚之后失去


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【七つの聖環】

小さなオーブをはめ込んだ、アマタイルの足環を聖環と言う(大腿部に装着する装身具、薄く繊細で教母以外は脱着不能、年齢に合わせて変形する)

7人の巫女の守護する聖なるアンクルであり、その魔法の力によってウダガルの遺物である魔法のオーブが浄化される。

巫女が死ねば、アンクルは自動的に神殿に戻り保管されるが、浄化は停止する、巫女が生きている間は、オーブの効力がなくなり、浄化(長い時間をかけてただの石と化す)は進行する

只ひとつ問題があり、巫女が昏睡状態になると封印の力も共に弱まる。

ゆえに巫女たるものは睡眠時には人を近づけてはならないという掟がある。

巫女は普通、各王家の適齢の王女の中から選ばれるが同時に存在するのは7名であり、原則として、その間はウエスタ神殿で、巫女として生活するのである。

だが近年はその規律もゆるみ、巫女のまま国に戻っている者もいる。マグルの記憶が忘れ去られつつあった。(史実のモデル)

ウエスタの巫女というのはローマ時代に存在した「火」を静める少女神官たち。火はその時代、荒れ狂えば街を全滅させた

ウエスタの巫女は処女であることが条件、誓いを破れば死刑となった。当時、処女であることは神聖な力が宿るとされた=処女神アテナ



译文:


【七圣环】

圣环指的是将小小的宝玉嵌入其中的辉石足环(戴在大腿上,会随着年龄增长而变形适应,除了教母之外无法取下)

同时也是保护7名巫女的圣物,其中蕴含的魔法力量不断净化着封印其中的乌达噶尔宝玉

在巫女死后,虽然圣环会自动回归神殿加以保管,但是净化效果会停止;而只要巫女存活则净化效果会一直持续,封印其中的宝玉力量无法发动

但是有1个问题那就是在巫女昏睡状态下,封印的力量也会随之不断衰减,所以有着巫女们在睡眠期间不能让人随意靠近的戒律

通常来说巫女是在各个王家的适龄少女们里面挑选而出并且同时存在7位,原则上在担任巫女期间会一直在维斯塔神殿里生活直至责任完成

但是近年来这个规矩开始流于随意,身为巫女却回国的人也有不少,这是由于马格尔的记忆已经渐渐淡忘的缘故(历史上有不少相应例子)

维斯塔的巫女们在意义上相当于罗马时代存在,平息【火怒】的少女神官,在那个年代火焰往往象征着毁灭城镇的狂暴天灾

同时成为维斯塔的巫女需要身为处女的条件,违背此誓则会处死,在当时处女相当于身宿神圣之力(背景参照处女神雅典娜)


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发表于 2017-6-17 21:13  ·  福建 来自手机 | 显示全部楼层
ecthel 发表于 2017-6-17 18:38
制作段階で書きなぐったメモです。一部ゲームとは違う点もあるかも知れませんがより深く知りたい人の為にオ ...

一天翻译一点,慢慢来,心急吃不了热豆腐不是,翻译完稿之日1威望奉上。

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本帖最后由 苍武 于 2017-8-10 01:56 编辑

(1)梅雷达王国
统领岛屿东南部的王国,首都为雷吉那,始祖为英雄“红发的狂狮”席尔瓦比希
历史悠久的大国,拥有4个自治公国(盟邦)。
现任国王阿玛尔卡斯虽然为人善良,但却优柔寡断,膝下有2位王子与年满14岁的女儿阿托尔菲斯(阿托尔)。
阿托尔为“星之巫女”,从9岁起就担负起了净化暗之宝珠“暗石”的重任。
如今左边大腿上仍然带着星之环。
岛上最大的港口城市福利斯特坐落于王国东部的赛贝尔海湾,这座港口城市也是大陆贸易的要地。
索尔比亚帝国从以前就向梅雷达王国要求扩大通商与减轻关税。
虽然这绝非坏事,对贝斯塔利亚的各个国家也都有好处
但由于想继续独占大陆贸易的福利斯特公爵反对,令国王一直无法决定这项措施,有点像幕末的江户幕府?
大陆历1023年(以塞尔伦第一王朝成立为元年,大陆通用年历) (以后标记为Sn****)
为商讨通商事宜来到福利斯特港口的皇帝使者,连同其搭乘的帆船一同被人烧毁。
梅雷达一方认为这次事件是由盗贼指使,并向帝国表达了歉意,但据存活的船员所说,本次袭击事件是正规士兵所为,皇帝因此大怒,经过数次交涉后,依然没有得到梅雷达方面的明确答复,最终索尔比亚帝国向梅雷达宣战。
转年Sn1024,帝国皇帝曼内乌斯以名将庞贝乌斯为总指挥,共计2个军团,16000名远征军攻入贝斯塔利亚。
并宣称远征的目的只是惩戒残忍傲慢的梅雷达王,不会伤害梅雷达国民与其他国家,此外,为了保险起见,在远征半年前,还派遣了诡计多端的魔***巴雷利乌斯秘密潜入梅雷达,实施扰乱工作。
另一方面,虽然贝斯塔利亚各国立下了共抗帝国的同盟协议,但各国之间也绝非团结一致,对梅雷达王国的求援态度消极,导致援军动员迟缓,让帝国的行军毫无阻碍。
1024-5月,登上岛屿东南部的塔瓦利岛的帝国军,在岛上建立了坚固的要塞,成功确保了立足点。
1024-9月,面对开始进攻福利斯特公国的帝国军,(得知福利斯特公爵愚行(袭击)的)同盟国军大部分都在静观其变,只有当事国梅雷达无法坐视本国城市逐一陷落,由国王亲自率领,动员总兵力1万人出战。
但是,在艾亚斯巧妙的战术,以及同盟军的叛变(未出兵救援)之下,初战便惨遭大败。国王与总指挥官雷迪沙公爵,以及两位王子战死。
败逃的梅雷达军撤退到王都雷基纳,由雷迪沙公爵的儿子泽古斯利亚斯担任代理指挥官,展开了彻底抗战的架势。但同盟诸国见此情形,纷纷慌忙撤退回国,至此,反帝国同盟协议彻底瓦解。时为1024-11月

(注)维斯塔不干预世上的一切争端。这是持续了600年之久的维斯塔教义。此次战争同样如此。因为乌达噶尔之力过于强大,如果出面干预恐将引起灾难。

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发表于 2017-6-19 18:52  ·  天津 | 显示全部楼层
VS这一作非常优秀,之前玩的也很着迷,现在非常期待下部
对一些设定也比较感兴趣,如果不介意极慢的速度和比较随意的翻译…
我也可以帮点忙…但是,这个量实在是有点多
尽量有时间就随便翻一点吧,从第二段开始= =

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